日本を旅するブログ

旅行会社に勤めて4年目のOL。月に1度、添乗員として日本各地を旅しています。仕事とプライベートを合わせた旅の日記。どなたかの役に立てば、また良い暇つぶしになれば幸いです。よろしくお願いします。

沖縄 南大東島とケラマ諸島の旅③

こんにちは!

旅行中はかなりハードスケジュールで、ブログを更新する余裕がなかったので。。

旅を振り返りつつ、更新していこうと思います。

今日は、3日目のレポートです。✏

朝、琉球エアコミューターのプロペラ機にて、南大東島から那覇空港へ🛫

那覇空港から、バスにて、浜比嘉島へと向かいました。

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那覇空港からバスを走らせること1時間30分。
辺りは白い砂浜と透き通った海が一面に広がる、海中道路を通ります。

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南大東島にはビーチがなかったので、これが沖縄のビーチか~って興奮しました笑

この海中道路は、沖縄本島と「平安座島」、「浜比嘉島」、「宮城島」に「伊計島」の4つの島を結ぶ、全長5.2kmほどの道路です。

うっとりと車窓からの景色を眺めながら、海中道路の途中にある『海の駅あやはし館』へと到着しました。🚌

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道の駅ならぬ、海の駅。

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1階にはお土産店とレストランが2つ併設されています。

朝の8時に南大東島のホテルを出発して、バス、飛行機、バスと乗り継ぎ、あっという間に12時に。おひるは1階にある『ハイサイ食堂』にて、「ハイサイ定食」をいただきました。

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骨付きチャーシューののったソーキそば、ジューシー(炊きこみご飯)に、もずくと野菜のかき揚げ、もずくのセットで1000円ちょっとでした。

沖縄はなんと、全国一のもずくの産地(知らなかった!)。

中でもこのうるま市勝連地域のあたりは、沖縄県内でも約4割のもずくの水揚げ量を誇っているそうです。

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レストランからは前面に海の景色が広がっていて、
ビーチにも出られるようになっています。

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あやはし館の前に広がる海。

泳いでいる人はいませんでしたが、この日の気温は23℃ほどと、2月末でもとても暖かく、水着でビーチを歩いている人や寛いでいる人もいました。

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海が本当にきれいでした。

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昼食後は、海の駅からバスで10分ほどの距離にある「アマミチューの墓」へと向かいました。

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「アマンジ」と呼ばれる小島にあります。
周りには面白い形をした奇岩がありました。

沖縄に伝わる、女神アマミチューと、男神シルミチュー。こちらは、琉球開闢(かいびゃく)の祖神、アマミチューのお墓と言われています。

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これがその奇岩(?)

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石段を登った先にあるのがアマミチューのお墓です。

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ここの海も透き通っていました。

アマミチューの墓を見学した後は、再び1時間ほどかけて那覇市へと戻り、泊ふ頭へ。

15時発の高速船に乗って、約50分ほどで慶良間諸島のひとつ、阿嘉島(あかしま)の阿嘉港へと到着しました。

阿嘉島からは、バスにて阿嘉大橋を渡って慶留間島(げるましま)、そして外地島(ふかじしま)へ。

今は無人になっている、外地島の「慶留間空港」を訪れました。ちなみに外地島慶留間島阿嘉島と橋で繋がっていますが、有人島である慶留間島阿嘉島に対し、無人島であることでも知られています。

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シーサーが屋根でお迎えしてくれた、空港の入り口。

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かつては空港でしたが、今は特に何もありません。

外地島の空港を見学した後は、再び慶留間島へ(バスで5分とかからないほどの距離にあります)。ちなみに慶留間島は人口約60人ほど。車窓から、島にある唯一の小中学校を見学しました。児童の数は10数名とのことです。

実はこの学校には留学制度があり、全国から3~8名程度の定員で留学生を募集しています。

人口60人程度のこの小さな慶留間島に、100年以上の歴史を持つこの学校が残っているのは、そんな

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学校の様子。校庭が広いですね

外地島慶留間島を繋ぐ「慶留間橋」からは、噂の「ケラマブルー」を見ることができました。

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慶良間諸島の海は、その美しさから「世界が恋するケラマブルー」という
キャッチコピーが付けられているのです。

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曇っていてもこの美しさです。

そのあとは、バスを降りて慶留間島の集落を散策。

少し歩いたところに、赤い瓦屋根が特徴の、国指定の重要文化財に登録されている「高良家住宅(たからけじゅうたく)」がありました。

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船頭主屋とよばれる旧屋で、琉球王府時代の末期に公用船の船頭が、
中国交易によって19世紀後半に建築したと言われています。

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サンゴの塀に囲まれていました。

入館料は200円か300円くらいでした。靴を脱いで住居の中を見学したり、建物の裏にある豚小屋やエンジンを乗せるのに使われていたという小型の船などが残されていました。

実は、沖縄本島に生息する「ハブ」ですが、この慶良間諸島には生息していません。

現地の方曰く、「その島の塀を見れば、その島にハブがでるのかどうか分かる」とのこと。ハブがでる島は住居の塀はコンクリートで固められていますが、このようにハブが出ない場所ではサンゴの塀や石を積んだ石塀など、隙間があっても大丈夫な作りになっています。面白いですね!

 

高良家を見学した後は、ふたたび慶留間島集落の散策へ、、。

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塀には銃撃戦の跡が。実は、このあたりは沖縄戦で、
一番最初にアメリカ兵が上陸した島だったのです。

今でもこのように戦争の爪痕が残されており、胸が苦しくなりました。

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ケラマジカのマンホールも沢山見つけました。

その後は船にて渡嘉敷島(とかしきじま)へ・・・🚢

この日から2連泊する、『とかしくマリンビレッジ』には18時15分頃到着しました。なんとも、ハードな1日だった・・・!

 

夕食はホテルのレストラン『タートル』にていただきました。

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小ぢんまりして可愛らしいレストランでした。

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2月ということもありコロナもあり、お客様の数はまばらでした。

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いただいた夕食。ボリューム満点で、美味しかったです♪

この日は移動も多く、長い長い1日でした。

次は、ケラマ諸島の観光に続きます🌟