日本を旅するブログ

旅行会社に勤めて4年目のOL。月に1度、添乗員として日本各地を旅しています。仕事とプライベートを合わせた旅の日記。どなたかの役に立てば、また良い暇つぶしになれば幸いです。よろしくお願いします。

奄美アイランドホッピング~5日目 奄美大島から与論島へ~

こんばんは!

昨日、6日間の旅から帰ってきました。

遅くなりましたが5&6日目のレポートです✎

まずは5日目。

 

午前中は引き続き、奄美大島の観光へ。

2連泊した山羊島ホテルを後にし北上、本日最初に向かったのは「大島紬村」です。

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受付を済ませ中に入ると、小さな村になっています。

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ブーゲンビリアのお花が咲いていました🌸

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1年中咲いているという、「日の丸ハイビスカス」(真ん中が国旗のように赤いからそう呼ばれているそうです)

大島紬村(おおしまつむぎむら)

奄美群島の絹100%の織物。「世界三大織物」のひとつにも数えられています。そしてこの紬村は、実際に泥染めや製糸、染色、織りの工程を見学することが出来る施設。

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実際に泥染めの様子も見せていただきました。昔々、年貢を絹で納めていた時代、こっそりと泥の中に絹を隠したことから、鉄分を多く含む泥で織物の色を染める発見につながったと言われています。
また、泥染めは体力がいるため男性の仕事とされているようです。

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染めては乾かし・・・という気が遠くなりそうな作業を丁寧に繰り返します。

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作業場の様子

最後には、実際に織り機を使って大島紬を手織りする様子も見学させていただきました。1本1本丁寧に、「1日30cm織ることを目標に作業しています」とお話していただきました。

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展示パネル①

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展示パネル②

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大島紬を使った織物、小物を取り扱う売店もあります。

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余談だけど、お手洗いの表示が面白かった。

けっこうしっかりと、大島紬の工程などについて学ぶことが出来ました・・・。奄美大島を訪れた際はぜひ!

続いて、「奄美きょら海工房」さんを訪れました。

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黒糖の甘い香りが立ち込めます。

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黒糖になる前の、サトウキビ

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巨大な釜でサトウキビを煮詰め、アクを取ります。

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搾りたてのサトウキビジュースと、黒糖をいただきました。素朴な甘さで美味しかった!

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黒糖のお土産もたくさん売っています。

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そして、レストラン&カフェも併設されています。

奄美群島沖永良部島、徳之島、そしてここ奄美大島与論島)をバスで走っていると、基本的に車窓からの景色はサトウキビ畑・・・そしてよく、製糖工場を見かけます。サトウキビは、島民たちにとって生活の大きな役割を果たしていることがよくわかりました。(家畜などのエサにもなるとのこと)

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きょら海工房の前には海が広がっていて、ビーチに降りることもできました。

午前中最後に向かったのは、『リゾートホテル ティダムーン』に併設されている、またまた「大島紬資料館」と「大島紬美術館」です。

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リゾートホテル ティダムーンのフロントロビー。

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(レプリカですが)田中一村の作品が展示されていました。

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1番有名な作品。

今回、コロナの影響で閉館していた「田中一村記念美術館」。(本当は行く予定でしたが・・・(´;ω;`))

奄美空港やほかのお土産店には売っていない、一村グッズもティダムーンさんの売店にはたくさんありました。🎵

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奄美の郷土料理だけではなく美術館限定グッズも売っています。

昼食は、ティダムーンのレストランにて。

島御膳をいただきました🎵イカ墨汁の郷土料理「マダ汁」付きです。

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美味しかったです。ご馳走様でした🎵

また、余談ですが、現地の人は本当に暖かく、よく木からミカン、たんかんなどの実をとってくれました。自分の庭にはえているものを持ってきてくれたり。

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たんかんの木

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現地の方からいただいた、たんかん🍊いまがちょうど収穫時期です。

 

その後、午後は、あっという間に奄美空港から与論島へ・・・🛫

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与論空港までのフライトは40分ほど。小さな空港です。

島に到着し、約1時間のグラスボートツアーへ🎵

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「幻のビーチ」と呼ばれる由利ヶ浜。

主に夏の時期、潮が引いた時期にだけ姿を現す、まさに「幻のビーチ」由利ヶ浜。

今回は、本当に運よく・・・ほんの少しだけど由利ヶ浜が出現していて、少しだけ上陸することが出来ました!!本当にラッキーだ('ω')

他にも、(写真はありませんが)グラスボートからはウミガメや脳サンゴ、カラフルなお魚など、いろんな生き物を見ることが出来ました🎵

 

夕方、ようやく本日のお宿にチェックイン。

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与論島で唯一のリゾートホテル『プリシアリゾートヨロン』

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フロントロビーの様子

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今回は、スタンダードルームを利用させていただきましたが、改装したばかりで比較的綺麗なお部屋でした。

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すべて、コテージタイプのお部屋で、1周15分ほどかかる広い敷地です。写真は、スタンダードルームの様子

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夕食までは、お菓子をつまみながらお部屋でのんびり。。。

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建物はすべてギリシャ風に作られています。

夕食は、18時30分より、『アネリア』にていただきました。

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店内はけっこう雰囲気も良く、落ち着いていました。

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前菜

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サーモンのカルパッチョ

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マッシュルームのスープに、あとフランスパンとオリーブオイルが付きました。

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メインの、牛頬肉の赤ワイン煮込み

余談ですが、ここ与論島は黒毛和牛の生産地でもあります。

台風が多いため、牛舎の屋根は吹き飛ばされてしまうことが多いのだそう・・・。

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デザートに、ビターチョコレートのテリーヌ

土のお料理もおいしくいただき、お腹いっぱいです!

コロナもあり、お客さんの数はかなりまばらでした・・・。早く以前のように戻ってほしいと願うばかりですね。

5日目はこんな感じでした。それでは、おやすみなさい⭐