日本を旅するブログ

旅行会社に勤めて4年目のOL。月に1度、添乗員として日本各地を旅しています。仕事とプライベートを合わせた旅の日記。どなたかの役に立てば、また良い暇つぶしになれば幸いです。よろしくお願いします。

九州を代表するクラシックホテル、雲仙観光ホテル~1日目~

11月下旬に、九州を代表する(九州地方唯一の)クラシックホテル、雲仙観光ホテルに宿泊してきました🎵

 

コロナになってから、海外ではなく国内を中心にたくさん旅行するようになりましたが、クラシックホテルの宿泊は新潟県妙高高原に位置する赤倉観光ホテルに次いで2回目ですが、かな~~り雲仙観光ホテルのファンになりました。この記事を通して、少しでもホテルの魅力を感じていただけたら幸いです☺

 

⭐まず、雲仙観光ホテルとはどんなホテルかといいますと、

箱根の富士屋ホテル、軽井沢の万平ホテルと並ぶ「西洋式ホテル」として昭和10年に開業した、九州唯一のクラシックホテルと言われています。

ホテルが位置する雲仙国立公園は日本で初めての国立公園指定地でもありますが、当時「東洋美と西洋美が融合した世界美」と称えられたのだそう。

もとは外国のお客様をお迎えするために造られた、スイスシャレー様式の山小屋風建築様式ホテルです。当時の面影をそのまま残す、登録有形文化財にも指定されています。

 

今回は、そんなホテルでの滞在を報告します🎵

 

まず、15時30分頃、ホテルに到着。

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車を降りると、何度も写真で見たことのある景色が…!

入り口で、スタッフさん数名がお出迎えをしてくれました🎵

ハロウィーンも終わり、ホテル正面には大きなクリスマスツリーにトナカイが。

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石油ストーブが焚かれ、どこか懐かしいにおいに包まれました。

金色の「Unzen Kanko Hotel」に文字に、ここにもクリスマスツリーが🎄

入り口で手指消毒と検温を済ませ、さっそくホテル内に。

 

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フロントの様子①

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フロントの様子②

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フロントの様子③

ホームページの写真で見るよりも、フロントロビーは広々としていて、寛げるソファもたくさん置いてありました。

また、壁には雲仙観光ホテルの歴史を紹介する展示品もいくつか。

スーツケースは、スタッフさんが部屋まで運んでくれました。

 

コロナということもあり、健康チェックシートを記入。

その後、簡単な館内の案内を受け、さっそくお部屋に向かいました。

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館内にエレベーターはなく、この中央階段をのぼってお部屋に向かいます。

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建物は3階建て、中央階段の両側には各客室に向かう廊下が繋がっています。

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すべて西洋式に造られているため、ドアノブの位置も外国人の背丈向けに。

 

今回は、2階の「213号室」に宿泊しました。

⭐ホテルの部屋数は、全部で39部屋。

また、平成16年から約5年にわたり、大規模な改修工事が行われました。外観や扉、照明、インテリアなどのディティールはそのままに、水回りや寝具類を刷新してより快適な室内環境を目指しました(雲仙観光ホテル公式HPより)。

客室のカテゴリーは、ランク順に ①特別室(84㎡)、②オリエンタル(47㎡)、③ウィリアムモリスの壁紙をアクセントにしたプレミアムツイン(42㎡)、④スーペリアツイン(36㎡)、スーペリアトリプル、⑤デラックスツイン(30㎡)、デラックスダブル、⑥スタンダートツイン(20㎡)

今回は、一番下のスタンダードツインルームに宿泊しました。

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こぢんまりとしていて、壁紙がかわいいっ💛

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大きな瓶に入ったお水に紅茶とコーヒー、手前にはスイーツが。

(写真はありませんが)手前の白いケースに入ったふたを開けると、お茶菓子にトリュフチョコレートにマカロン、クッキーが入っていました。

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まるで海外のホテルに宿泊しているような気分に。

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バスルーム。ネコ足が可愛いです。

少し古い海外の映画で見かける、ネコ足バスタブ。

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アメニティは、クリスマスプレゼントのように赤いリボンの袋に入っていました。

中を開けると。。。

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アメニティが沢山入っていました☺

150年の歴史を持つ、イタリアの老舗ブランド『Acca Kappa』(アッカカッパ)のアメニティです。ヘアブラシにコットンセット、石鹸にボディウォッシュ、シャンプーにコンディショナー、ボディタオルや歯ブラシなどが入っていました。

 

このあとは、18時から夕食だったため、それまで少しホテル周辺の散策へ。。

 

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雲仙地獄遊歩道

少し時間があったので、ホテルから歩いて片道7分ほどの場所にある雲仙地獄遊歩道へ。

大分県別府温泉の地獄めぐりや、群馬の草津温泉を思わせる景色と、硫黄の香りが広がっていました。

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そういえば、いたるところで猫ちゃんを見かけました🐈

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だんだんと日が落ち、湯けむりの幻想的な景色に包まれました。

あたりには温泉宿が土産店が立ち並び、17時過ぎの時間だったので空いているお店は少なかったですが、歩くだけでも楽しい場所です。

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雲仙地獄遊歩道から道路を渡った土産店

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他にもたくさんの温泉旅館が。

ちょうど修学旅行シーズンということもあり、近くの温泉宿には大型の修学旅行バスが何台も並んでいました。

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ホテルの入口にある看板。

夕食前の散策を終え、17時45分頃、ホテルに戻る頃にはすっかり日が落ちてきました。

 

長くなりましたので、雲仙フレンチ(夕食)については次の記事にて失礼します。